子どもの「好き!」を知りたい。深めたい。工夫について

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子どもの「好き!」という気持ちを大切にしたいと

考えていらっしゃる親は多くいるのではないでしょうか。

 

私も子どもの「好き」を知りたい、

「好き」を深めたいと思っています。

子どもの好きを知る、深める工夫について、

書いていきたいと思います。

 

 

 

きっかけ

息子が保育園に入る際に書いたアンケートに

「子どもに望むこと」を書く欄があり、

その際に真っ先に浮かんだことがあり、

今も続けている工夫につながっています。

 

子どもに望むこと。

健やかにすくすく育ってほしい。

もちろんそれに尽きるのですが、

他に挙げるなら

 

1つでも2つでも何個でも、何でも良いので

「好き」という存在を見つけてほしい

ということでした。

 

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好きこそ物の上手なれという言葉がありますが

まさにそうだと考えています。

「好き」エネルギーは計り知れないもので、

好きなことは頑張らなくても上達したり

もっと知りたい、出来るようになりたいと思う気持ちが自然と湧いてきます。

また、「好き」を1つでも持っていると

その「好き」を足がかりに

多方面に自ら成長させてくれて、

見たことがない場所に連れて行ってくれることがあります。

さらに自分の居場所となる心地良い世界へ導いてくれます。

嫌なことがあっても

自分の居場所はある。逃げ込める場所がある。

自分を肯定できる場所を持っている。ということが

いつかの子ども自身を助けてくれると考えています。

 

 

心がけていること

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子どもの「好き!」を知る、深める工夫は

月に一度以上、初めての経験をする

ということです。

 

 

私が仕事に復帰してから、

平日は育休中と比べてバタバタ慌ただしい日々が増えて

息子を観察する時間が本当に少なくなりました。

保育園の先生から聞く毎日の様子を頼りにするしかありません。

息子は今どこにベクトルが向いているのか?

私が息子のことを知りたいから、

休日は息子の興味関心を知る、広げる、深めることに

時間を使いたいと思っています。

 

私には息子に何か教えてあげるなんてことはできないし、

とてもおこがましいとも感じています。

子ども自身が手を伸ばしたいところには自ら伸ばすはず。

でも自らで新しい世界を広げることは難しい。

だからこそ親である私は

子どもに新しい世界を経験できる機会や場を提供することが

役目の1つだと考えています。

場を提供した後、多少の手助けはできても

新しい世界から何を感じで何を学んで、何を好きだと思うかは

本人次第。

 

だから興味があるか分からなくても

とにかくやってみる、行ってみることを大切にしたいと思っています。

 

つまり

「好き」の種まきをしていて

初めから経験して好き!楽しい!と思えたらもちろん最高ですが、

経験した結果好きじゃない、楽しくないと分かっただけでも大きな収穫。

また、今は好きの花が開かなくても

時期を変えて後々経験した時に

「好き!」と思えて花開くかもしれない。

経験して知らないとことには好きにも嫌いにもならない。

と思っています。 

 

 

毎月、どうやって新しい体験を決める?

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やってみることは

家の中でも外のことでも何でもOKだと思っています。

料理や工作、カードゲーム、図鑑、

博物館、水族館、動物園、公園の開拓、

初めての街探検、新しいスポーツにチャレンジ・・・。

子どもにとって未知の体験は無限にあります。

 

行ったことのない公園に行く場合、

見たことがない景色や遊具に触れられたことが初めてです。

行く最中に通る道も初めて。

交通機関を使うなら初めてのルートを通るかもしれない。

 

他にも馴染みの無かった駅で降りてみる、土地を探検してみる。

博物館や水族館、動物園など施設は

気になった場所をgoogle mapでストックをしていくと、

エリアや距離、行きたいジャンルに応じてすぐに決めることができます。

 詳しくは以前の記事に書きました。↓

hibishikosakugo.hatenablog.jp

 

他にも、イベントサイトや

地元や公共交通機関が発行する情報誌をチェックして

行先を決めることがあります。

気になったイベントは家族で

共有しているGoogleカレンダーに登録しておくと

忘れずに済みます。

 

また、

息子は電車が大好きで、

毎日没頭して遊んでいます。

そんな電車愛を深められるよう、

鉄道博物館や電車のジオラマが見れる場所に行っています。

他にもいつもとは違う駅の踏切から電車を見ています。

見慣れない角度から電車を見れて迫力が違うので

結構テンションが上がるようです。

好きなことをさらに深めるおでかけは子どもの食いつきがかなり良いですね。

 

全く新しいことを経験することを大切にしていますが、

息子は楽しかった場所を「また行きたい!」と自らリクエストすることもあります。

するめを何度も噛んで味わうように、繰り返し繰り返し遊ぶことで、

もっともっと好きになれて深みにはまっていけそうで

とても楽しそうです。 

 

まとめ

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ここ最近はコロナ禍で遠方へのおでかけはなかなかしないですが、

近場でも十分子どもは新鮮に楽しんでくれたりします。

それに毎週どこかへ張り切って出かけることは

大人が疲れちゃうので、

月に1、2度張り切って開拓するくらいがちょうどいいと感じています。

hibishikosakugo.hatenablog.jp

 

このスタイルでおでかけするようになってから良いことがいくつかありました。

 

息子の興味関心の先をより多く知ることができているので、

毎月息子のアンテナが立ったものは手帳に書き留めていて、

今後の行き先選びや絵本やプレゼントの参考にしたり、

絵本選びにも役立っています。

 

また、子どもと楽しめたらと思って行った場所で

予想外に大人がハマることもあります。

自分で気づいていなかった好奇心がくすぐられるポイントを知れたということが多々あります。

そんな夢中になる大人の姿を見て子どもも再び興味を持つかもしれません。 

 

 あとは最近あったことなのですが、

息子と私は鉄道のジオラマを見ることが好きという点が共通していて、

同じテンションでずっと見ていられるので、

好きなことを共有できていることがとてもうれしいです。

 

好きの種を撒いたいくつかが花開くこともあるかもしれないし、

開かないかもしれないですが、

いつかまいた種によって1つでも知ってる!やったことがある!という経験が

息子自身を肯定し、助けてくれる存在になってくれたら

この上なく嬉しいなあと思っています。