省いちゃいけない"手間"

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最近

自分の未来のためにならない、不要なことに時間を使っていないか

考え直す機会がありました。

  

hibishikosakugo.hatenablog.jp

 

引き算にアンテナが立って、

だんだんノリに乗ってきた私は

あらゆる不要なことを排除して

自分のための時間を生み出すんだ・・・!

と意気込んでいました。

 

そして引き算の対象として手を出そうとした子どもとのとある時間。 

hibishikosakugo.hatenablog.jp

 

ふと自分に問いかけます。

これが私のしたいことだったんだっけ?

 

その答えはNO!

そして、見境なく引き算しようとしていた自分に気が付きました。

 

 

日々自分がやっている、自身の成長に直結するわけではない行動。

その中でやってもやらなくても問題ないような行動=省きたい手間はとても多くあります。

例えば、洗濯が終わった服を1枚ずつ干す手間。

その作業がストレス発散になる!といったことがなければ

機械に頼ってもいいはずの行動。

そういう手間は省くことで自分の時間が生み出せますよね。

 

 

ただ、最近私が

一瞬省こうかと頭によぎったけどやめたこと。

 

それは 

息子とジブリのDVDをレンタルしにいく手間

です。

息子はジブリが大好きで、

特定の作品も何週間も連続してレンタルしています。

 

あまりにも何度も同じ作品をレンタルし続けるので

もう買った方が早いんじゃ・・・と思い始めていました。

何度も借りていればそのうちレンタル料金の合計よりも新品のDVD代の方が安くつくだろうし・・・笑

しかもついでにお菓子を買うなんてことも多々。

(毎回おいおい…と思いながらしぶしぶ買っています)

 

私の立場から考えればDVDをレンタルしなければ

家で何度でもDVDを見られるし、

返却機嫌も気にしなくて済む。

おまけにお菓子を買わなくて済む!笑 

それなら買えばいい!と思い、

ネットでDVDを検索。

買い物かごに入れて・・ぽちっとする直前に踏みとどまりました。

 

息子はDVDが手に入ればそれでいいんだろうか?

 

ルフレジでDVDをレンタルする(バーコードを読み取る作業が楽しい様子。)

ついでにお菓子も購入する。笑(こちらは店員さんにお菓子を渡す作業が楽しい様子。)

返却ポストにDVDを入れる

他のDVDを見る

気に入れば借りる

 

DVDをレンタルする過程で

様々な経験が出来ていることに気が付きました。

しかも息子はそれを率先して楽しんでやっている。

 

それを奪ってしまっていいんだろうか?

 

買ってしまえば

いつでも見たいDVDが見られてとても便利。

DVDを買うことによって息子は

レンタルしに行かなくなくて済んで手間を省けて楽になったと感じるか、

借りに行く過程がなくなってしまったと感じるか。

どう思うか?それは息子に聞かないと分からないですが、

残念ながらまだ年齢的に想像が難しい部分があります。

 

DVD1本買ってDVDをレンタルしなくて済んだところで、

きっと息子は文句は言ってこないだろうけど、

自然消滅的に

これまでレンタルしていた過程が消えてしまうのかと思うと、

とてももったいないような気がしました。

社会経験が詰めて、

視野も広がって、新たな作品との出会いもある

ついでに色々なお菓子も試せる。笑

息子にとって、新鮮な経験が詰める場になっているはず。

だから

今後も他のDVDをレンタルしに行けばいいだけのことなのですが、

今引き算すべき項目ではない。と考えています。 

 

 

 

ほんの小さな選択を

とても大げさに取り上げてしまいましたが、笑

自分にとって大切な判断軸を再認識できたと思っています。

 

"手間"を引き算する前に

影響している人が皆不要と思うか?

不要でないと思う人がいても妥協できるか?

引き算することによって失うものは何か?

その失うものは大切か?

その視点を持って引き算していきたいと思いました。

 

自分の利害のみで引き算の対象を判断してはいけない。

そう気づいた出来事でした。