育休中の経験が仕事にたくさん活きています

育休復帰して3か月が経ちました。

復帰してたった3か月ですが、

自身に変化を感じています。

それも、自分とっては良い変化で、

育休中の経験が多く活きていると感じています

 

その具体的な変化と、

変化の理由について今日は書いていこうと思います。

 

<変化したこと>

①積極的にコミュニケーションを取るようになった

 元々コミュニケーションが得意ではないのと、

 人前で話すことも苦手です。

 打ち合わせ中に積極的に意見を述べることも苦手でした。

 (人数が多くなればなるほど・・・^^;)

 自身の発言が的外れなことだったらどうしよう、といったことが気になってしまう小心者かつ、恥をかきたくないという変なプライドが邪魔をしていたのかもしれません・・^^;

 

 今もやっぱり得意ではないですが、

 復帰してからは自分から積極的に会話や発言をするようになりました。

 もじもじしないです。笑

 周りがどう思うとか気にしないです。笑

 (言葉選びはもちろん気を付けます。)

 もじもじする時間がもったいないと思うようになりました。

 打ち合わせ中に議題について

 会話しておきたいことは全て共有しておく。

 打ち合わせの後にぽつぽつと話題にあげると

 私も周囲もまたその業務の話を思い出すために頭のスイッチ切替の必要がある。

 そういったことがとてつもなく時間と労力の無駄に感じました。

 

②主体的に課題へアプローチするようになった

 見通しが明確な業務って結構少ないです。

 私もチームメンバーも課題解決のために、目的達成のために、

 どんな作業が必要か、検討が必要か

 分かっていないこと(ブラックボックス)が多いことってよくあります。

 特にプロジェクトの立ち上がりとか。

 そうでなくても解決すべき課題ってどんな業務にもあると思います。

 

 そういう時、以前の私なら受け身な態度だったことに気づきました。^^;

 まだまだ若造でしたし、業務経験の長いベテランの方が周囲に多くいる環境で

 以前は働いていたのでどこか「お任せ状態」だったのだと思います。

 それが今の部署では良い意味でそういった環境ではないので、

 自分が課題を解決する当事者だという意識を持って課題に向き合っています。

 「もっとこうしたらどうでしょう?」という提案を私からメンバーへすることもかなり増えました。

 

 受け身で待っていても誰も解決してくれないということ

 問題解決を待っている時間が超無駄ということ

 日々感じているので、「お任せ状態」から脱出できたのではないかと思います。

 

③効率化というよりも作業量を減らす、削減に主眼を置くようになった

 業務効率化っていう言葉は日々多く目にします。

 例えばEXCELマクロを使ったり新たなシステムを導入するなどツールを使って効率化することも

 もちろん大事ですが、そういった効率化にはある程度限界があるとも思っています。

 そもそもその業務必要か?という引き算の視点が大事だと思いました。

 過去から様々な担当者に引き継がれて同じ方法でずっとやってきた作業というものが存在します。

 そういったものは特に多く無駄が含まれていると感じます。

 「手順としてこれまでやってきたから今も実施している」というなんとなくの作業が本当に多い。

 何のためにこの作業をやるのか?といった目的を明確化すること、

 それから仕組み全体に無駄はないのか?といった視点が大事で

 これによって削減されることは意外にも多い。

 仕組みを変えるためには初期投資としてある程度時間や労力がかかりますが、

 これをやることによって今後ずっと時間が削減できる、負担が減るなら

 やる価値があることって結構多いと思います。

 1回の作業では1分や1秒しか削減できなくても

 今後ずっと削減できるなら塵も積もれば山となる、大きな効果になっていくことだと思います。

 「本当にその作業が必要か?」という視点を大事にしたいと思いました。

 

以上が、育休中に得た学びによって変化したと感じる点でした。

全体的に消極的な姿勢が積極的に変化した印象かなぁと思います。

 

では育休中どんなことがきっかけで変化したのか。

とにかく時間がないと感じたこと/自己肯定感の低さがきっかけです。

 

子どもが産まれてから

2人っきりの生活を経験してまず衝撃だったのが、

今まで普通にできた家事が全然できない。

育児だけで気力・体力は使い切ってしまって家事なんかしている暇はない・・・

しかもイライラしがちで

私ってこんなにイライラする性格だったっけ??とがっかりする毎日。

 

そんな時間がない中、育児って効率化とかっていう概念と結構程遠いことだと思うので、

家事をいかに省くかということを考え始めました。

様々な本を読み漁りたどり着いたのは、「やらなくて良い家事してない?」という視点。

今まで当たり前だからとやっていた家事って案外多いことに気づきました。

例えば洗濯に使う柔軟剤。

元々人工的な香りは苦手なのになぜか使っていた柔軟剤。

洗濯の時は洗濯洗剤と柔軟剤2種類必ず使うものだと思い込んでいました。

でも試しに無くしてみたら全然困らない。

柔軟剤を選ぶ手間、買う手間、洗濯機に入れる手間。

1つずつは大した手間ではないけど、

チリツモで長期間で見ると結構削減効果は大きいです。

こういった小さな単位での家事を見直したことによって、

ほんの少しずつ追われる感覚がましになってきました。

これらの毎日の生活の見直しは

誰かが解決してくれるわけでもなく、自分たちで

問題に向き合って解決しないと何も変わらない。ということも

痛感し、自ら固定概念に凝り固まっている部分はないか?という視点を

持つようになりました。

今も現在進行形で生活の見直しを行っています。

 

そして、私はおそらく元々自己肯定感がそんなに高い人間ではなかったのだと思います。

でも子供が産まれてから

子どもは無条件に私を求めてくれて、

私に毎日あふれんばかりの愛を示してくれる、

とてもつながりの強い存在で

大きな愛をくれる子どものおかげで

以前よりも自分自身を認めて、受け入れるということができるようになったのだと思います。

私の発言によりネガティブな反応が相手から返ってくるのではないか・・・といった必要以上な不安感がなくなり、

堂々とふるまえるようになったのだと思います。

 

 

 

育児から学んだことを

仕事に活かすことができたという経験によって

育児を24時間やっていたあの時間では

育児以外にもどんなことにも役立つ視点、価値観を

日々学んでいたという気づきにもなり、

何事も無駄な経験なんてないし、

どこでどんな経験が生かされるかわからないと思いました。

 

 

子どもにはこういったことに気づきを与えてくれたことにも

本当に感謝しかないです。

 

育児は育自だとよく言われる言葉ですが、

まさにその通りだと思います。

 

まだまだ働く母歴3か月ですが、

息子とともに少しずつ私も成長していきたいです。