自分と自分以外の教育方針の違い

自分と自分以外の教育方針が違うことってありませんか?

それぞれの育ってきた環境や親の方針など、様々な影響を受けているので

教育方針が完全に一致している!という人はあまりいないのかもしれません。

 

わたしは最近頻繁に教育方針の違いについて

考えることがありました。

 

例えば先日雨上がりの公園に子どもを連れて行った際に

我が子と年齢が近い子+おじいちゃん(おそらく…)も公園で遊んでいました。

時折一緒に遊具で遊んだりと微笑ましく見ていました。

そこで我が子が遊具の近くにある水たまりに興味を示し指を突っ込んで遊んでいたところ

その子も興味を持ったらしく、水たまりに近づいてきたのですが

そこでおじいちゃんが「近づいちゃだめ!!!!濡れるから!!汚い!!」と言い、その子は触ることはせず眺めていました。

この方針が良い悪いということではなく、

我が家では水たまりで遊ぶことは他の遊具で遊ぶことと同じ扱いなのですが、

そのおじいさんにとってはそうではない。ということなのだと思います。

でも子どもにとっては教育方針が家庭によって違うということを

理解することは難しいとおもいます。(年齢が低ければ低いほど…)

きっとその子はなんで自分は水たまりで遊べないの?でも触ったら怒られるから辞めておこう。と思っていたのではと思います。

 

今後その子が感じていたようなことを我が子が感じるシチュエーショも発生することがあるかもしれません。

その時、「よそはよそ、うちはうち」という結論で納得できるだろうか。私は親にこのように言われたことがありますが納得できませんでした。でも親にとってはこの言葉に尽きるとも思います。

子どもにどのように説明するのか。少しでも納得してもらうにはどうしたらいいのか。

 

 

さらに夫婦感でも教育方針の違いはあります。

子どもが生まれる前に会話したときは比較的一致していると思っていたのですが

いざ育てていると違いに気づくことが増えてきました。

実体験を伴うとやはり見方は変わりますね。。。(特に私。)

今後両親それぞれが子どもに言う方針が違う、という状況も発生してくるかもしれないということですね。

「よそはよそ、うちはうち」どころではなく、

「うち」の中でも方針がバラバラ。となると子どもはきっと混乱してしまうのでしょうか。

 

でも、両親の方針が完全に一致するほどすり合わせが必要なのかというと

それも違う気がします。

両親それぞれにも個性や性格があって別々の考え方を持っていることが

むしろ「ある一つの考え方のみが正しい!ほかは誤り!」と思わずに、色々な考え方がある、と生活の中で自然と悟ることができるのかもしれない。

だから教育方針の根幹部分(どんな人間になってほしいか、といった大きい内容)は両親の考え方を一致させておいて、

他のことはある程度バラバラでも良いのかもしれません。

 

 

話はさかのぼりますが、

よその家庭と我が家で教育方針が違うことについて

子どもが不満を持った場合は

我が家の方針の根拠を説明したいと思います。

なぜそのような方針をとっているのか。家庭によって考え方は違うからどれが正しいというわけではないが。という前提をつけて。

両親の方針が違うことについても同様の説明をすれば良いのかもしれないですね。

 

 

子どもと対等な関係でいたいですね。