【育児】自分のことは自分で決める 信じる大切さと難しさ

 

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我が家の息子は2歳で、

イヤイヤ期真っ只中です。

 

「ご飯食べる?」「いや!」

「うんち出ちゃったからおむつ替えよう」「いや!」

「服着替えよう、どっちにする?」「いや!」

 

全ての問いかけに対して「いや」と言われる。

聞いてはいたけど一体いつまで

毎日何度も何度もイヤ!と言われるのか・・・。

 

そんなことを思う日も多々ありますが、

これも成長の過程で必要なことというのは分かっている・・・。

 分かっている・・・。

自己主張が出来ているということ。

 

だからできる限り自己主張を受け止めたいし、

へし折るようなことはしたくない。 

そう思っているうちに

親の気持ちとしてはやってほしいけど

子どもはやりたがらないことってよくありますよね。

 

例えば我が家の場合の話になりますが、

イヤイヤ期に入って初めての今回の冬。

真冬でも上着を着たがらない

外がどんなに寒くても

上着着る?」と言っても「着ない!」の返事。

風邪を引いたらどうしよう。。。なんて心配になりました。

 

でもあるとき思ったんです。

寒い中、上着を着なくて身体が凍えて冷えてしまった。

(結果風邪を引いた)

これに気が付ける良い機会になるかもしれない。と

 

しっかり防寒していても

風邪は引くときは引きます。

だから、防寒しないことによって風邪をひく回数が1回増えるかもしれないけど

子ども自身が経験して、理解する機会を作ろう。と考えました。

 

だから今でもどんなに寒い日でも

1度は「今日寒いけど上着着る?」と聞きますが

「着ない」と言われればそれ以上は何も言わないことにしました。

そうしているうちに

家を出る前は「着ない!」と言い張っていた息子が

家を出てしばらく経って寒いと感じたら

「着る!」と自ら言うようになりました。

自分で判断している分、すすんで着てくれるので

こちらもノンストレスです。

それからもう1点気が付いたこと。

私たちは寒いけど子どもは寒いと感じていないケースがよくある

ということ。

さすが子ども。よく動くので代謝が良いのか、

大人は分厚い上着を着ていても息子はTシャツ1枚ということもよくあります。

「寒くないの?」と聞くと「さむくない!」と答えているので

本当に寒くないのでしょう。

 

これまで、親の肌感覚で寒ければ子どもにも上着を着せるのが良いと考えてきましたが

必ずしも一致しているわけではない。あくまで大人のエゴだったということを

痛感させられました。

 

 

 

そして今直面している問題。

夕食前にお菓子をたくさん食べてしまう・・・

 

晩御飯食べられなくなっちゃうよと言ったところで

そんなことは気にせず保育園帰りに寄り道して買ったお菓子をバクバク。

 

でもこれも上着の件と同じで

いつか気づいてくれる日が来ると信じてみようと思っています。

お菓子をたくさん食べてしまったから

大好物の夕食が全然食べられなかった・・・

という経験をたくさんしていつか理解してくれると信じています・・・。

(ちょっと怖いけど)

だから何度か「晩御飯食べられなくなってもいいのね?」とは聞きますが

それで本人が「いい!」と答えるなら

もうそれ以上は何も言わない。

ただ、そういう日はあえて大好物を作ってやろうなんて

母は思っていますけどね・・・。笑

 

失敗も成功も同じ経験。

自分の身体で経験して、

頭で理解したことほど、価値のある学びはない

というのが

私のかねてからの育児方針です。

 

まさに今失敗を経験させるタイミングなのかもしれません。

子どもよりも圧倒的に経験値の多い私たちは

どうしても正しい道に導きたくなりますが、

その道が誰もにとって正しいとは限らないし、

子どもに自分で経験して理解できる環境を提供できるよう

ぐっっとこらえようと思います。