保育園に行きたくない!行かないという選択と今後

 

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息子が保育園をお休みしました。

理由は行きたくないから。

体調が悪いわけでもなく、

お友達と揉めたわけでもなく。

ただなんとなく行きたくない気分だったんだと思います。

 

朝行きしぶることは過去にも何度もありました。(というか毎日・・・)

ただ、「"今、この瞬間"は行きたくない!」「もう少しおもちゃで遊びたい!」

という様子で、

しばらくすると自ら靴を履いて保育園へ向かっていました。

 

 

でも今日は何となく様子が違いました。

確固たる気持ちを感じて

私もそこまでして交渉をするべきなのかと考えて

今日は行かないと言う選択を取ることにしました。

もし気持ちが変わって

行きたくなったら遅れて登園すればいい。

だからもし行きたくなったら教えてねと伝えていました。

結果今日はやっぱり行きたくなかったようで

おうちで大好きな映画を見て

大好きなおもちゃで遊んでゆっくり過ごしていました。

それでよかったんだと思います。 

 

こういう日って子供に限らず大人もありますよね。

私にはそういう日が定期的にあります。

そういう日、今はお休みを取ってゆっくりする日があります。

 

hibishikosakugo.hatenablog.jp

 

 でもつい最近までそれができなかった。

心の中のもう1人の自分が猛烈に反対してくるんです。

今日はなんとなく仕事に行きたくない・・・と思う私に、

「甘い!」

「ダラダラするな!」

「仕事に行ってしまえば大丈夫!」

「病気じゃないでしょ?」

そう言ってくるもう一人の私。

結局もう一人の私の言うことに従って

病気以外は基本的に出社していました。

鬱々とした気分でやる仕事に効率なんてものがあるわけがなく、

集中できるわけもなく、

今思うとなぜそこまでして仕事に行っていたのか。

ただ、歯を食いしばって仕事に行く私を何としても守りたかった当時。

周りへ向ける顔が無いと思っていたのかもしれません。

 

なぜ学生の頃からつい最近まで20年ほど、

なんとなく休みたいと思う自分を肯定してやれなかったのか。

 

 

子どもの頃から

熱が出ないと学校を休めないというルールが私の家庭にありました。

その上、私は元々熱があまり出ない丈夫な体質で病欠は少なめだったと思います。

だから「今日はなんとなく学校に行きたくないなぁ」という気分でも

熱が出ていないという理由で学校にはしぶしぶ行っていました。

テスト期間中は熱が出ても座薬を入れて登校していたほど。

それが当たり前だったからみんなそうあるべきだと思っていました。

それが出来ている私は強い。偉い。と思っていました。

 

私の友達には

「なんとなく行きたくない」という理由で定期的に学校休む子がいて、

当時は「甘いなぁ」なんて思っていたのですが

休むことがその友達にとっては

明日から頑張ろうと思える、

今まで積もった何か負債を肩から降ろす作業として必要なことだったんだと思います。

翌日いつも通り登校していたのを覚えています。

 

私はそんな学生時代を過ごして

すっかり休むこと、逃げることが苦手な人間になっていたようです。

そんな私が変わったきっかけ

それはある日、仕事で行き詰って精神的にどうしてもつらかった日、

夫(当時はまだ彼氏)に今の気持ちを話したら

「そんなに辛いんなら休んじゃいなよ」と言ってもらって、

逃げ込むように仕事を休みました。当日の朝に勢いに任せて決めました。

何もせずにただただ寝て過ごしました。

こんな日があっていいのかと衝撃を受けました。

でもあの日逃げ込んだから、

翌日から「休んだしそろそろ仕事に行ってもいいかな~」と思えたことを覚えています。

 

その経験から

毎日辛くても仕事に行くことが大事と思っていたけど、

逃げちゃダメなの?って逆に今は思っています。

逃げて結果的に自分が元気でいられるんだったらそれでいいんじゃないのって。

 

だから私は

今後も息子が保育園や学校に行きたくないって言う日があるなら

別に休んでもいいんじゃないかなって今は思っています。

それに「今日は行きたくない」と言えること、

これも息子の"強さ"なんじゃないかと思っています。

いつまでもそう言える雰囲気を作っておきたいです。

 

家族としては

みんなが健やかな体と心を持って生活できているというのがとても大切なことで

毎日同じように学校や仕事といったルーティンを問題なくこなすことが

家族にとっての1番の目的では無いんですよね。

時にここの1番の目的が見えなくなってしまうことがあります。

毎日元気に通うことが大切!と思いがちです。

皆勤賞狙ってるんだっけ?皆勤賞取ったら何か良いことあるんだっけ?

と当時の自分に言いたいです。笑

 

 

 

やっぱり誰かがこうやって休むことによって

他の家族のリズムに影響があるんですが

でもそれでその家族の誰かが心のバランスをちゃんと取り戻せるんだったら

やっぱり必要なことだと思っています。それでいいのかなと。

 

ただ現実的なことを考えると、

持続可能な運営を考えていかなきゃいけないとも思っています。

今後も行きたくなくなって休んだとき

どんな過ごし方がいいのか。

もしかしたら連日休みたいと息子が思う日も来るかもしれない。

例えば不登校

 

そうなったら私や夫の仕事はどうするのか?

息子は休み中どう過ごすのか?

 

今後は考えていく必要がありそうです。